圧力鍋はいる?いらない?購入前に知っておきたいことやアクリルアミド発生説についても解説!

スキル向上

圧力鍋の購入を検討しているけれど、本当に必要なのか迷っていませんか?

レシピどおりに設定して放置すれば、手早く美味しく料理ができて、料理のスキルも向上するのであれば、圧力鍋は、便利な調理器具といえます。

しかし、高温調理にともなう栄養面での不安や、爆発しないかどうか、などの不安もあります。

そのため、普段おっちょこちょいな人や、料理中に、慌ててうっかりミスや、設定ミスの多い方は、圧力鍋はあまり合わないといえるでしょう。

また、120度以上の圧力鍋はアクリルアミドが発生するという説もあり、その説が気になる人には適していません。120度以下、117度くらいの圧力鍋はまれで、一般的に、温度が117度以上になる圧力鍋が多いからです。

沸騰した鍋と違って、圧力鍋の、調理中の内部の正確な温度は、自分では計ることができません。

圧力鍋を上手に使いこなせる自信がある方や、説が気にならない方は、圧力鍋が向いていると言えます。

この記事では、圧力鍋がいる(あう)人、いらない(あわない)人や、アクリルアミド説について、また、代替となる調理法についても解説していきます。

圧力鍋がいる(あう)人、いらない(あわない)人

圧力鍋が「いる」人の特徴

  • 毎日の調理時間を短縮したい忙しい方
  • 煮込み料理や豆料理をよく作る方
  • 硬い食材を柔らかく調理したい方
  • 「120度以上のアクリルアミド発生説」が気にならない方

圧力鍋の最大のメリットは、通常の鍋で1〜2時間かかる煮込み料理が20〜30分程度で完成することです。カレーや角煮、豆の下茹でなどが驚くほど短時間で仕上がります。

圧力鍋が「いらない」人の特徴

  • 煮込み料理をほとんど作らない方
  • 調理器具の手入れに時間をかけたくない方
  • 「120度以上のアクリルアミド発生説」が気になる方
  • 料理中にうっかりミスが多い方
  • 圧力鍋を使うことに恐怖心や抵抗がある方
  • 調理中の味見や調整を重視する方

圧力鍋は構造上、調理中にフタを開けて味見ができません。また、パッキンなどの部品交換が必要で、メンテナンスに手間がかかる点もデメリットです。

料理というのは下準備や材料準備にあちこちを見るので、一箇所をじっくりみる余裕がなかなかないものです。

「設定したつもりでも、後で気づいたら、順番どおりに設定できてなかった」とか、「時々メモリ設定を間違えてしまうことがある」など、他の調理器具使用時にも小さなミスがあったり、

うまく使いこなせていない人や、自分にとって操作が難しそうと感じる方は、圧力鍋はリスクが大きい選択肢といえるでしょう。

私自身の経験からいうと。圧力鍋を扱うのは、昔はもっと難しいというイメージでした

母が昔購入したことがあるのですが、すぐに使わなくなった記憶があります。忙しい中でしたが、ちゃんと使いこなすようになるにも、ある程度時間と慣れが必要です。結局何回か使ったあと、お蔵入りになったようです。

昔は今のように、YouTubeなどの動画などを見て、使いかたを学んだりできなかった時代でした。今なら動画などで、より詳しい使い方がわかるので、間違って操作することも少ないのではないかと思います。

圧力鍋は、アクリルアミドが発生する心配がある?

巷では、「圧力鍋は、発がん性物質アクリルアミドが発生するのではないか」、とか、「それほど心配ない」とか、いろんな説があります。

アクリルアミドとは何か

アクリルアミドは、炭水化物を多く含む食品を高温(120度以上)で加熱したときに生成される化学物質です。主に以下の調理法で発生します:

  • 揚げ物(フライドポテト、天ぷらなど)
  • 焼き物(トースト、焼き菓子など)
  • 炒め物(高温で長時間炒めた場合)

圧力鍋の場合でも120度で発生するという説がある

圧力鍋の場合でも「120度の温度でアクリルアミドが発生する」という説があります。

圧力鍋は時短調理になって、便利なのは確かなので、あまり神経質になるのは良くないと思いますが、参考までにご紹介します。

こちらは、料理家の知人から教えてもらった、本の中からの引用です。

韓国でも3社ほど、アクリルアミドの出ない圧力鍋を出すメー カーが 出てきました。最高到達温度が117度で、それ以下の温度なら圧力鍋でもアクリルアミドが 出ないのです ( アクリルアミドは120 度以上で出現するとされ る )。

——–省略——–

なるほど、やはり圧力鍋だとアクリルアミドが出るのだと私は納得しました。

アクリルアミドの発がん性は結構高いので、圧力鍋を買うなら、117度以下のものを選んだほうがよいでしょう。または普通の圧力のかからない鍋がよいでしょう。私はそれこそ土鍋でコトコトやるのが気に入っています。なお、普通の圧力鍋は155度になるそうです。

引用元:食物養生大全ー9章 

117度以下の圧力鍋もあるということですが、日本において、現在発売されているかどうか、確かなことはわかりません。そのため、この記事では概要だけの説明になります。

温度についても、あくまで機械の基準温度。寒い時期と暑い時期での多少の誤差もあるかもしれませんね。

また、沸騰した鍋と違って、圧力鍋の調理中の内部の正確な温度温度は自分では図ることができないというデメリットがあります。

高温調理の問題点

一般的に、高温調理は、低温調理より、栄養の損失が多いと言われています。

ビタミンミネラルなど栄養素が失われた料理は、満腹感が少なく、食べすぎにつながることも。

こういったデメリットも考えて、圧力鍋を使うなら、低温でも調理できる食材と、どうしても圧力鍋を使わなければならない食材を分けるなど、バランスをとることが大切です。

圧力鍋を購入する前に気をつけるべきこと

圧力鍋には、安全面の問題もあります。時短のつもりが、対処や対応、調べることに余計時間を使っていた、とならないようにすることも、注意点としてあげられます。

メモ

家庭において、圧力鍋を購入するさいには、「うっかり注意不足のミスで、もし万が一爆発したら、どこに連絡するか、サポートはあるのか」、
「近くにいる場合危険はないのか、応急処置でどう対処するのか」、をあらかじめ調べてから、購入および使用することによって、失敗のリスクを減らすことができます。

次の記事では、圧力鍋を使わずに調理する代替方法をご紹介していきます。

圧力鍋を使わない調理方法4選

圧力鍋が「いらない」と感じた方や、アクリルアミドの生成が気になる方、他の選択肢も検討したい方のために、代替となる調理方法をご紹介します。

①無水鍋・多層鍋、土鍋やホーロー鍋を使って調理

素材の水分だけで調理する無水鍋や、保温性の高い土鍋・ホーロー鍋なら、弱火でじっくり加熱することで食材本来の味を引き出せます。圧力鍋ほどの時短効果はありませんが、余熱調理を活用すれば光熱費の節約にもなり、やさしい火入れで料理の仕上がりも上質になります。

②水炒め

少量の水を使って野菜や魚、肉を蒸し焼きにする方法です。油を使わないのでヘルシーで、素材の旨味を引き出しながら短時間で火を通すことができます。

フライパンに大さじ2〜3杯の水を入れ、蓋をして中火で加熱するだけでできます。ヘルシー志向の料理家の間では、この方法を使用している人も多いようです。

③スープ風(スープメーカーやフードプロセッサー、ミキサーなどを使って時短)

スープメーカーを使えば、材料を入れてボタンを押すだけで自動調理が完了します。フードプロセッサーやミキサーで野菜を細かく刻んでおけば、煮込み時間を大幅に短縮できます。ポタージュやミネストローネなど、栄養たっぷりのスープが手軽に作れます。

④スロークッカーを使う

時短とは逆の発想ですが、朝セットしておけば夕方には料理が完成している便利な調理器具です。低温でじっくり加熱するため、豆類は柔らかく、野菜の栄養も損なわれにくいのが特徴。放置できるので実質的な調理時間はほとんどありません。

いくつか例をあげてみましたが、これ以外にもいろいろな方法があるかもしれません。

※スチームオーブンにもさまざまな機種(オーブンレンジ、オーブントースターなど)や説があるため、ここでは省きました。

まとめ:圧力鍋が「いる」か「いらない」かは人によって感じ方が違う

圧力鍋が「いる」か「いらない」かは人によって感じ方が違います。

  • 「120度以上でアクリルアミド発生」説や栄養損失、が気になる方は、圧力鍋以外の方法を
  • 圧力鍋が「いる」という人は117度以下のタイプの圧力鍋の選択肢もあり
  • 117度とか120度とかはあくまで機械が定める値。蓋をしたまま、正確に鍋の内部の温度を自分で確かめることはできない
  • 代替となる機器や調理方法は他にもいろいろある

便利な世の中になりましたが、こういったデメリットも検討しつつ、考えていくべきかもしれません。

また、時短、便利以外では、調理の質や、安全面、健康面も考慮することが大切です。多少時間がかかっても、水分を使った穏やかな加熱方法は、栄養素を守り、有害物質の生成を抑える賢い選択と言えます。

時短を意識するなら、もやし(スプラウト)料理や、小魚料理、スムージー、スープなど、それほど煮込み時間のかからない料理を、適度に普段の生活に取り入れていくといった方法もあります。

本当に必要な機能は何かを考えてから、購入を決めることも大事です。あなたに最適な調理器具を選んで、美味しい料理を楽しんでくださいね。

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